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そうだ。会社を辞めて看護師になろう。退職から看護師資格を取得するまで。

みなさんこんにちは。Tobiです。

私は数年前に会社を辞めて看護専門学校に進学し、看護師資格を取得しました。
その決意をしたのはちょうど2月ごろ。これから看護の道を考えている方、何かしらの資格を取得して専門職としての道を歩みたいと考えている方のためになれば幸いです。

どの学校に通うか

専門学校or大学

看護師は資格を取得するまでに至る道がいくつもあります。
その中で、私は専門学校(3年間・昼間)を選択しました。退職が1月、看護師への道を決意したのが2月であるため選択肢がなかったこともありますが…

社会人から看護師を目指すのであれば、私は専門学校がもっとも適していると考えています。特に、一度大学を卒業しているのであれば、なおさらです。1年分余分に学費がかかること、仕事に就くのが1年遅れることなどが理由としてあげられます。

もし、大学でのキャンパスライフを楽しみたい、学位が欲しい、ゆっくり学びたい、金銭面での余裕がある、などの理由があれば大学も良いです。

専門学校の設置はどこか

実際に受験をして、以外に重要であると感じたのは、設置している母体です。

病院を持つ法人グループ、医師会、公立などなどあります。
選ぶ際は、ご自身の”属性”を理解しておくことが大事です。

法人グループの強みは就学金制度の豊富さや就職に強い、実習先が安定している部分です。
かつてはお礼奉公とも呼ばれましたが、卒業後指定された就業場所で働けば、学費の免除や減額などの制度があります。(※詳細は各学校に要確認)

しかし、反対に言えば、そのグループに就職するかわからない人間に対しては不利に働くこともあります。
私は福祉の資格持ちかつ訪問看護経営の経験者ということで、本当に看護師としてやっていく気があるのか、ということを面接で必ず強く問われました。

受験1校目では、「絶対とは言えない」と正直に返答して不合格。
受験2校目では、「必ず働かせていただきます」と返答するも、
面接官は「これは判断できない」と言われ不合格。

このとき、私は法人の専門学校には受からない、と判断しました。

そこで医師会設置の専門学校を受験したところ、無事に合格。
面接では、他の資格との併用を考えていることや、保健師・臨床工学技士などの+αを考えていることも熱意として受け取っていただけた。

このように、通える範囲の学校を選出して、様々な設置母体の学校を受験することをおすすめします。

合格してから

お金

もっとも大切なことは学費や生活費などの金銭的なことです。
学費が払えなければ合格も無意味です。

入学金、年間の学費等々に加えて教科書・ナース服の購入などの出費があります。

さらに!前年度の収入に応じて年金・健康保険の支払いが襲い掛かります。年金は専門学校でも学生特例によって10年間の支払い猶予(加入期間は合算)をすることができるので、金銭的に余裕がある場合を除いて入学後に申請しましょう。健康保険は家族の扶養に入ることができればそれが良いです。市区町村によっては減額や免除、延納の制度を設けている場合があります。

出願前に一度概算してみると、安心して受験できることでしょう。

お勉強

可能であれば入学前から解剖生理の勉強をしておくと、入学後の学習が楽になります。私は看護師国家試験のアプリを解く、youtubeで解剖生理の動画を見るなど軽く学習を進めていました。

入学後

お金再び

以前に奨学金を借りていた方は、再び学生になったことで、返還の猶予が申請できます。また、以前と異なる学校種であれば奨学金を借りることもできます。(大学⇨専門学校)など。

専門学校は忙しい、と言われることが多々あり、それは事実ですが、アルバイトもできますし、看護学生用に、夜間の看護助手としてのアルバイトの募集などもあります。

その他、東京都などでは看護師等修学資金貸与事業があり、卒業後指定施設で業務を行うことで返還が免除になります。また、就職先から補助していただける場合もあります。これらは入学後も申請できます。

健康

健康を守るお仕事の資格を取るのに大事なものは健康です。
実習や演習など、休むと単位を取得できない科目や講義などもあります。やむを得ない場合もありますが、日々健康管理は徹底しましょう。


看護の専門学校の中には、現代では耳を疑うような規則・やり方の存在する学校も残念ながらあります。心身の健康も保持に努め、追い詰められたときは、そうまでして資格を取る必要があるのか、一度お休みする、という選択肢を考えることも大事です。

終わりに

勉強に関してはあまり触れませんでしたが、私の通った学校では、社会人経験者の方々の成績はとても良かったです。一人で子育てしながら通われている方も数名いましたが、問題なく卒業。個人の素質もあるとは思いますが、覚悟などが違うと感じました。

資格取得に関することはこちらをご覧ください。

その他知りたい情報があればご要望まで。