独学で資格を取るならiPad!効率的なペーパレス勉強法

2020年2月28日

資格取得を目指す皆様、勉強お疲れ様です!

 資格取得をお考えの皆様、勉強へのハードルが少しでも低くなれば幸いです。

学習をするにあたって、いくつか壁があると思います。

1.時間がない(効率が悪い)
2.勉強方法が不透明
3.お金がかかる
4.参考書が重い

などなど。

そんな方にオススメなのがiPadを活用した勉強法です。

私自身、看護師資格保育士資格を取得する際に活用し、効果を実感したので紹介いたします。
教員採用試験の筆記にも有効!

効率的な学習方法

まずは、iPadの活用にかかわらず、効率的な勉強についての知識をお話しします。

IT技術が発展しようと、その根底にあるのは人の行動です。

やろうとしていることを機械に置き換えるイメージを持つと良いかもしれません。

つまり、正しい勉強方法を機械を用いて効率的に行うことがiPad学習の本質です。

過去問の活用

2018年に第1回目の国家試験が行われた「公認心理士」など新しい資格を除き、基本的に試験には過去問が存在します。

資格試験では、普遍的な知識問題が多いです。(看護師における解剖生理、保育士における教育原理、教育史など。)
そのような問題は、言い回しや空欄を多少変化させようとも理解しておくべき内容は変わりません。

看護師国家試験などでは過去問プールといい、過去の良問を形を変えて再利用する手法がとられています。

改正された法律や時事問題は過去問以外に学習する必要はありますが、過去問は最良の問題集であり、活用しない手はありません。

過去問を解くことは、出題傾向や出題形式も把握できるため、試験本番に焦ることもなくなります。また、マークシートなのに1から10まで暗記しようとするなど労力の無駄も避けられます。

自分の知識のレベルを把握するためにも、まず過去問を解いてみることをお勧めします。

問題を解く⇨解説を読む⇨理解する⇨周辺の知識も学んでいく⇨その領域の学問が深まる⇨問題を解く⇨…

というサイクルを繰り返します。

繰り返すという行為が非常に大切で、以下の記憶の定着に関してもそうですが、理解の助けにもなります。

一度読んだだけで理解できるものもあれば、そうでないものもあります。理解できないものをその場で完全に自分のものにしようとすることは無理がありますし、非効率です。

そのような問題や知識は、その場では「ふ~ん」程度に目を通すにとどめておきます。あまり1問1問にのめり込みすぎずに繰り返してみましょう。

効率良く、要領よく行うことが大切です。


解説の内容が薄い場合は、参考書を用意し、必要に応じて確認して、足りない部分は参考書に追加で書き込んでいく(又は付箋で追加していく)勉強方法が効率的です。

記憶

「私は記憶力が悪いから」という方が大勢いらっしゃいますが、個人差はもちろんあるものの、脳科学的に人間の記憶力に大差はありません。

 また、反復(リハーサル)することで脳の海馬によって短期記憶が長期記憶へ送られ、長期記憶は短期記憶とは異なり記憶を定着させておける、という脳の機能にも違いはありません。

つまり、記憶できないのはあなた自信が悪いのではなく、手法が良くないだけのことなのです。

さて皆さん、“エビングハウスの忘却曲線”というものをご存知でしょうか。

人は忘れる(記憶を整理する)生き物であり、適切なタイミングで復習しないと忘れてしまうことを表しています。

つまり回数が重要であり、繰り返し復習することが記憶の定着には必要なのです。

学習に関してもう一つ、“即時確認の原則”というものをご紹介します。

これは、問題を解いたら解答をすぐに確認する、というものです。

過去問に限らず、問題集などで、ある程度まとまって問題が出題され、解答がまとめて後ろの方についているものを見かけたことがあるかと思います。

計算問題やサクサク解ける問題、模試などではこれで良いのかもしれませんが、正しい答え・知識を定着させるためには1問1答がふさわしいのです。

本の電子化(本の自炊)

基本的な学習方法は理解できたかと思います。

では次に、それをiPad(ペーパーレス)で行う方法です。

★まずあれこれ試す前に、取得を目指す資格の過去問のアプリを、スマホやタブレットで探してみることをお勧めします。看護師国家試験などでは、解説もしっかりしたアプリが無料で利用できます。1問1答形式で問題を解くことができ、間違えた問題だけを復習することも可能で、効率的に学習できます。

さて、ちょうど良い過去問アプリがなかった場合やさらに学習を深めたい場合はiPadでの学習を考えましょう。

何で行うかは別として、流れは

過去問を解く⇨解答解説を見る⇨理解⇨問題を解く⇨…

です。

自炊方法

まずこの過去問を解く作業をタブレットで行う際は、電子書籍で過去問を購入するか、紙媒体で購入し、スキャンしてデータ化する必要があります。

いわゆる“本の自炊”と呼ばれるものです。

本の自炊は

①本を裁断
②スキャナーでスキャン
③タブレット等で閲覧

という流れです。

最近はこの手法を取る方も増え、本の自炊方法を紹介しているブログも数多く存在しています。

裁断には裁断機を使用している人も多く、たしかに綺麗に切ることができます。

しかし、個人的にはカッターで十分でした。作業場の傷の防止、安定感向上のためにカッターマットはあった方が良いかと思います。

裁断機は、出来上がりにこだわる方は購入しても良いでしょう。

スキャナーは、スキャン専用のものがもちろん一番性能は良いですが、複合機でも問題ありません。私は複合機を使用しました。ただ、購入を検討している方は、ADF(Auto Document Feeder;自動原稿送り装置)機能がついているものをお勧めします。ガラス面に1枚ずつ置くのではなく、重ねてセットすれば次々と読み取ってくれる機能です。そしてできれば両面読み取りが可能であるとなお良しです。

ちなみに私は最初、片面のみしか読み取れないものを使用しており、片面をスキャン⇨ひっくり返してスキャン⇨PCで交互に並べる、という面倒くさい作業をしていました。

他でも言えることですが、手間や時間を取るか、お金(初期投資)を取るかの選択であるため、優先は各個人や状況によります。

番外編(譜面台)

本のデータ化を考えた際に、最初期に行なっていた方法が、譜面台を利用した方法でした。

たまたまあった譜面台にタブレットを乗せ、その下に本を置き、カメラ機能を用いて撮影するという手法です。

かなり無理やりですが、1枚ずつスキャンするよりは早く、最悪スキャナーがなくてもデータ化することができます。

本は切りたくない、もしくは借り物である、スキャナーは買えない、試しにデータ化してみたい、という方にはアリかもしれません。

データの保存

スキャンしたデータは、私はGoogleDriveにて保管しています。

そうすることで、スマホやタブレット、PCなど複数からアクセスすることができます。

繰り返し学習することを考えると、隙間時間の活用が鍵ということはお気付きのことでしょう。iPad勉強法と銘打ってはいますが、スマホの活用も重要なのです。その際、複数からアクセスできることは大きなメリットです。

ここまではタブレットやPC、スマホでも問題はありません。

これだけでも、いくつもの思い本を持ち歩くこともなくなり、頻繁に復習できるようになることで効率は上がり、資格取得への負担は減ることと思います。

ご自身の環境に応じて好きな方法で行われると良いでしょう。

iPadをお勧めする理由

iPadをオススメする最大の理由は何と言ってもApplepencilにあります。

他のタッチペンとは一線を画するペンで、細かい文字を入力の遅延なしに描写できた感動は忘れられません。(ディスプレイしているお店があれば体験してみてください!)

その感動は勉強とか関係なく線を引くだけのために購入したくなるほどです。

このApplepencilにより、ノートすらiPadで取れるようになり、問題への注釈や解説を書き加えることができるようになります。

同時にお勧めしたいのがGood notesというノートアプリです。

GoodNotes 4

GoodNotes 4

¥960

おそらく、自分が現実にノートを用いてやりたいと思ったことがなんでもできます。

ノートにまとめるのはもちろんのこと、画像やスクリーンショットを貼り付けることや、文章を白で穴抜きにすること、マーカーを引きiPadに赤シートを当てて隠すなんてこともできます。

編集が容易にできるため、見やすいものを作ることができます。

何より良いのが、問題と解答が別になっている問題集や解説の内容が薄い問題集について、改変して使いやすくすることができることです。

問題を抽出して、その次のページに解答解説を配置することで1問1答形式にすることができます。さらに解説を加えることで、問題を繰り返し解けば良い状態にできるのです。

また、原本を残してコピーしておくことで、直接書き込んで解いても再び解くことが可能という素晴らしさ。

スプリットビュー(split view)

また、iPadには split viewという、2つのアプリを画面を半分ずつにして同時に使用することができる機能があります。これにより、左側で問題を見ながらノートを取る、解説を写すということも可能になります。当然左右も入れ替えられるため、左利きの人も使いやすい。

他にも検索により、「アレどこに書いたっけなー」という無駄な時間を省略できます。

iPadのサイズ

iPadのサイズは

iPad mini7.9インチ
iPad9.7インチ
iPad Air10.5インチ
iPad Pro11インチ
12.9インチ

と5種類あります。当然大きいほど値段も上がります。

自分のお財布と相談して決めると良いですが、miniでは少し小さすぎで勉強には不向きです。

私は長く9.7インチのiPad Airを使用しており、Applepencilを使用するために新しく購入したiPadも9.7インチを選択しました。大きな不満はありませんが、欲を言えばもう少し大きければ良いなと感じます。

購入する際の注意としては、Applepencilには第1世代と第2世代があり、それぞれ対応している型があるということです。高い買い物なので、よく確認した上で購入してください。

iPad学習のお供(付属品)紹介

私が実際に使用しているものをご紹介します。

タブレットケース

ペンが収納可能なものだと良いです。
私は普段使用するカバンが横向きなので横型ですが、リュックや縦方向にタブレットを収納する場合は縦型の方が適しています。

カバーは薄いものの方が、書く際に邪魔になりにくいです。
ペンはカバーを使用する予定であれば、カバーには収納できなくなるため、収納スペースのない方が良いです。

ipadカバー

キーボード付きのものも良さそうですが、ペンの使用が多い場合は無い方が快適です。

文章を書く方が多ければ付属しているものもありです。

また、別途キーボードを買う手もあります。こちらは純正品と比較して安く、使い勝手も良です。

(キーボード)

Applepencilの第1世代では、ペンのキャップを開けて充電しますが、キャップの紛失が多いと聞いてこちらは必須と判断。

Applepencilのカバー(グリップ)

通常の状態であるととてもツルツルして書き辛いです。

紙のような書き心地のこのシートを貼ることで解消できます。唯一の難点は、指でスライドするときにも紙のようなスライド心地になることです。デメリットよりメリットの方が強い。

画面保護シート

そしてなんと言っても持ち運びのwifi。

私は家で学習する習慣がなく、外で学習します。
そもそもちょっとした時間を活用したり、場所を問わず勉強したりできることがペーパーレスの最大のメリットです。

ちなみに、昔は家でインターネット契約しつつ、持ち運び用でwifiを所持していましたが、引越しとともに解約してwifiのみに一本化。

デスクトップPC、ノートPC、タブレット、スマホ、プリンタ、とあらゆるものをwifiにつないでいますが、全てまかなえます。
たまにゲームもしますが、問題ありません。

終わりに

少しでも資格勉強のハードルは下がりましたでしょうか。

勉強法、デジタル化など、一部だけでもお役立てください。

本の自炊について補足として、過去に本の自炊業者(代わりに本をデータ化してくれる業者)が出現しましたが、現在は行われていません。

著作物には著作権があり、購入した本人がデータ化して扱う分には問題ありませんが、他者とやりとりをしてしまうと違法行為となります。

 技術の進歩とともに法制度も変化するため、昔は良かった(合法、グレーゾーンだった)のに、ということもあります。

知らない間にも違法行為はしないように気をつけましょう。

勉強

Posted by tobi