これから消える仕事、生まれる仕事

あなたのお仕事は何年後まで続くと思いますか?
2014年にオックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授によって書かれた論文「雇用の未来」が話題となりました。
その中で、半分の職業がなくなると言われています。
消える仕事

具体的にはこれらの仕事が消えると言われています。

職業が消える理由には、科学技術の進歩があり、
- AIによって代替される(受付、情報処理)
- ビッグデータが活用される(情報が瞬時に的確に導かれる)
- センサー技術、ロボット活用により人間が不要になる
などの理由が挙げられています。
「毎日同じ作業の繰り返し…」
「これは私じゃなくてもできる仕事だ…」
と感じる仕事は消える可能性が高いですね。
消えない仕事
消えない仕事はこれらの仕事と言われています。

消える、消えないという表現は厳密には正しくなく、
自動化される仕事(人の手を必要としなくなる)や人間より早く的確に処理できる、という表現が近いです。
一見すると、高度で複雑な仕事でも、自動化できるかどうかという視点で考えると納得できるかもしれません。
そのため、自動化できない以下の特徴を持つ仕事は無くなりにくいです。
- 想像的思考を必要とする仕事
- ソーシャル・インテリジェンス(社会的知性)を必要とする仕事
- 非定型であり、対応が難しい仕事
※ソーシャル・インテリジェンス=コミュニケーションや協調性
医療福祉関連や教育関連などの人、とりわけ心に関わる仕事は代替されにくいですね
生まれる仕事、これから

新たな時代に突入すれば、当然新たな社会が構築され、新たな職業が出現します。
データやAIを管理・調整する仕事やコンサルタント、倫理面に関する仕事や技術活用のアドバイザーなどが考えられます。
これに関連して、平成29年の学習指導要領の改定では小学生の情報活用能力について明記されました。

プログラミング的思考を含め、仕事が自動化する未来を見据えて、情報を扱う力とキャリアを考えていく必要があります。
そもそも人間は楽をしたい生き物。
AIと共存して生活を豊かにしていけたら良いですね。
おわりに
ご自身のお仕事や将来の見通しがつきましたでしょうか。
さまざまな情報が錯綜し、取捨選択が難しい時代です。
自分の心身、価値観を大切に日々を生きましょう○
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