看護師国家試験の解答は3が多いって本当?
看護師国家試験に限らず、マークシート方式の問題(4択、5択)では、3番に解答が集中しやすいと言われています。
その理由としては、
●正答を前に置くことで後ろの選択肢が読まれなくなることを防ぐ
●隠したいもの(正答)は後ろに回す心理
などがあります。
100回以降の解答の分布を調べました。
※1.103回追試分を含む
※2.択一問題で不適切となり、複数の正答が存在する問題は除外として扱った
※3.割合は少数点第3位を四捨五入
結果として、看護師国家試験も 3 が最も多い解答です。
次いで1%差で 4 が多く、1 は少ないという結果でした。
追記:最新の、2019年3月22日発表の第108回においても同様でした!
コミュニケーション力が求められるこの時代、全ての選択肢に目を通して出題者とコニュニケーションを図ることが必要なのかもしれません。
第100回〜第108回までの解答の分布
4肢択一問題 + 5肢択一問題
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | 合計 | |
正答個数(問) | 432 | 499 | 597 | 575 | 54 | 2160 問 |
割合(%) | 20 % | 23 % | 28 % | 27 % | 3 % | 101% |
5肢択二問題
正答個数(問) | 割合(%) | |
1-2 | 21 | 10 % |
1-3 | 25 | 12 % |
1-4 | 16 | 8 % |
1-5 | 19 | 9 % |
2-3 | 15 | 7 % |
2-4 | 20 | 10 % |
2-5 | 16 | 8 % |
3-4 | 21 | 10 % |
3-5 | 29 | 14 % |
4-5 | 27 | 13 % |
合計 | 209問 | 101 % |
※四捨五入しているため、合計%が100を超えています。
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