ゆるっと解剖生理学講座:消化器
消化器
消化器は口から肛門まで繋がっている管とその周辺の臓器。栄養の消化と吸収を行う。
口
◉構造:歯(32本)、舌、唾液の出る腺(3箇所)がある。
◉機能:
①歯により食物を噛み砕き、消化吸収しやすくする。
②舌により味を感じる。
③唾液で食べ物をのみ込みやすくする。1日に1〜1.5リットル出る。唾液には殺菌作用もある。
食道
◉構造:長さ25cmの管。途中で狭くなってるところが3箇所ある。
◉機能:ウネウネ動いて食べ物を先に送る。※逆立ちしてても先に進む。
胃
◉構造:食道からつながる袋。出口は小腸行き。
◉機能:
①食べ物の一時的な貯蔵。
②胃酸による殺菌。
③タンパク質の消化。
※無くてもそんなに困らない
小腸
◉構造:とても長い。6mくらい。十二指腸、空腸、回腸と3つに区切れる。
◉機能:消化・吸収はほぼ小腸で行う。
大腸
◉構造:1.5mくらいの長さ。小腸より太い。
◉機能:ここまでに吸収しきれなかった、水と電解質を吸収して便を作る。
膵臓
◉構造:長細い。十二指腸に横槍を入れられる位置にある。
◉機能:
①消化酵素を出す。
②インスリンなどのホルモンを出す。
肝臓
◉構造:でかい。重さ1〜1.5kg。
◉機能:
①栄養素の分解・合成。
②アンモニアやアルコールの解毒。
③胆汁の産生
④鉄・ビタミン・血液の貯蔵。
胆嚢
◉構造:小さい袋。肝臓の裏にひっそりとついてる。
◉機能:胆汁の貯蔵庫。
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