カジノは本当に“責任あるギャンブル”を支援してる?覆面調査で驚きの結果が…!

目次
カジノで「困った」とき、頼れるのは誰?
「ギャンブル、ちょっとやりすぎてるかも…」
そう思ったとき、カジノに相談できる場所があるって知ってました?
実は多くのカジノは、法律で「責任あるギャンブル(RG)」の支援を義務付けられているんです。でも、本当に困ったとき、カジノはどこまで親身になってくれるのでしょうか?
この記事では、覆面調査員がカジノに潜入し、RGに関する情報を聞き出すという、ちょっとスパイ映画みたいな方法で明らかになった衝撃的な実態をお伝えします。
「カジノは本当に安全・安心なのか?」
その答えを探しに、一緒にカジノの裏側を覗いてみましょう!
調査方法はまるでスパイ!
今回の調査では、2つの方法でカジノのRG支援をチェックしました。
- 電話調査:カスタマーサービスに電話をかけ、「RGについて教えて」と質問攻め
- 覆面調査:実際にカジノに潜入し、スタッフにRG情報を聞き込み
電話調査:まさかの“塩対応”!?
カスタマーサービスに電話をかけた結果…
- RGについてきちんと説明できたスタッフ:たったの17%!
- 「パンフレットありますよ」と言ったスタッフ:75%
- でも、パンフレットの場所を説明できたスタッフ:58%…え、どこにあるの!?
覆面調査:カジノの“中の人”はどこまで知ってる?
カジノに潜入した調査員がスタッフに聞き込み調査!
- フロアスタッフ:「ちょっと待ってくださいね…」→奥に聞きに行って帰ってこない
- セキュリティ:「RG?知りませんね」→え、警備員さんも知らないの!?
- オフフロアスタッフ:「資料はあちらに…(ぼそぼそ)」→説明が曖昧
調査結果まとめ:カジノのRG意識はまだまだ低い!?
質問相手 | RG情報提供率 |
---|---|
電話対応スタッフ | 17% |
フロアスタッフ | 43% |
セキュリティ | 29% |
この結果からわかることは、カジノのRG支援はまだまだ不十分だということ。
「法律で義務付けられているから」という建前だけで、本当に困っている人に情報が届いていない現状が浮き彫りになりました。
なぜこんなことに?
- スタッフへの教育不足
- 情報提供の意識の低さ
- 「ギャンブルをやめさせると売り上げが減る」という本音…?
カジノのRG支援に期待しすぎは禁物!自分の身は自分で守ろう!
今回の調査でわかったことは、
- カジノのRG支援はまだまだ不十分
- 電話での問い合わせは期待薄
- スタッフによって知識にバラつきあり
ということ。
カジノに頼るのではなく、自分から積極的に情報を集めることが大切です。少しでも不安を感じたら、専門機関に相談することも検討しましょう
参考文献
- 論文タイトル:Accessing Responsible Gambling Information from Casinos: Two Secret Shopper Studies
- 論文リンク:https://doi.org/10.1007/s10899-025-10396-w
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません