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「スマホがしんどい…」と思ったときに知ってほしい、心の専門家からのヒントスマホ、見すぎて疲れてない?

2025年7月23日

ベッドでスマホをいじる女性

スマホ、見すぎて疲れてない?

寝る前、ついスマホを触っていたら気づけば深夜2時…。
SNSを見ていたら「自分だけ取り残されてる気がする」…。
そんなふうに感じたことはありませんか?

看護師として働く中で、患者さんや同僚からこんな声をよく聞きます。
「スマホに助けられてる部分もあるけど、逆に疲れてしまうんです」
この矛盾、私自身も何度も経験しました。

今回の記事では、うつ病の当事者たちが語った「スマホとの付き合い方」をもとに、
“心とスマホのちょうどいい距離感”を探っていきます。

結論:スマホは「支え」にも「ストレス」にもなる

スマートフォンは、情報や人とのつながり、感情の吐き出し場所として私たちの生活に深く入り込んでいます。
でも、その便利さゆえに、心が疲れたり、自分を責めてしまう原因にもなりかねません。

つまりスマホは、「助けてくれる道具」であると同時に、「自分を追い込む要因」にもなるという、両刃の剣なんです。

📱情報をくれるけど、情報に振り回される

「なんだか気分が沈むな…」と思ったとき、スマホで「うつ セルフチェック」と検索する人は多いはず。
実際、当事者たちは「スマホで病名を知って安心した」「対処法がわかった」と語っていました。

でも、逆に「不安な情報ばかり目に入って怖くなった」「夜通しSNSを見て、朝になっていた」なんて声も。
情報の“見える化”は便利だけど、情報過多は心にとって刺激が強すぎる場合もあります。

🤝つながりをくれるけど、比較に苦しむ

スマホがあるからこそ、離れた人ともLINEや通話でつながれる。
「誰にも話せないことを、スマホの中の友達には言えた」
「AI相手に話すだけでも、少し気持ちが軽くなった」
そんな声に、私もとても共感します。

でも同時に、「SNSで楽しそうな人を見ると自分が嫌になる」
「通知が来るだけで胃が痛くなる」なんて話もよく聞きます。
スマホは“心のよりどころ”にもなれば、“比較地獄”の入り口にもなり得るんです。

💭感情を吐き出せるけど、依存も生まれる

ある投稿者は「スマホは私の“感情のバルブ”」と表現していました。
つらい時に映画を観たり、推し活をしたり、ネット恋愛に浸ったり…。
スマホは確かに癒しの空間です。

でも、ある瞬間こう思うのです。「スマホを閉じたら、現実がつらい」
「楽しかったはずなのに、むなしい」
これも、私自身が何度も感じたことです。

🌱看護師・心理支援者からの提案:スマホとの距離をラベリングしよう

スマホが悪いわけではありません。
でも、自分がどんな気持ちでスマホを使っているかを見つめ直すだけで、心は少しラクになります。

おすすめは「今のスマホの使い方に名前をつける」こと。

  • 🛟 「逃げスマホ」…現実から一時的に離れたいとき
  • 🧃 「癒しスマホ」…推しや好きなコンテンツで気分転換したいとき
  • 📡 「つながりスマホ」…誰かと話したい、感じたいとき
  • 🌪 「モヤモヤスマホ」…何も考えずに触ってしまっているとき

こうすることで、「なんで疲れてるのか」「何が満たされていないのか」に気づけます。
そして、スマホとの距離を自分の手で調整できるようになっていきます。

📌まとめ:スマホとの「ちょうどいい距離感」は自分でつくれる

  • スマホは「情報」「つながり」「感情」のすべてに影響する
  • 見えすぎる・つながりすぎる・続きすぎることが、心の疲れにつながる
  • 使い方を“ラベリング”することで、自分の心に気づける

「しんどいな」と思ったときほど、自分を責めず、スマホとの距離をやさしく見直してみてくださいね。

あなたの心が少しでも軽くなりますように。