スマホ2時間超で危険!中高生の“心身ダブル不調”が45%増加

目次
スマホの使いすぎ、子どもの心と体にどんな影響が?
「うちの子、ずっとスマホを手放さないけど大丈夫かな…」
「ゲームやSNSばかりで、最近なんだか元気がない」
こんな悩み、今や多くのご家庭で“あるある”ですよね。つい「もう少しスマホをやめて」と言いたくなることがしょっちゅうでしょう。
この記事では、中国の中高生約6000人を対象にした最新研究から、
- スマホやネットの使いすぎが心と体にどう影響するか
- 「依存」のサインとリスク
- 今日からできる親子の対策
を日常のシーンを交えて、わかりやすく解説します。
スマホと上手に付き合うコツ」を知りたい方、ぜひ最後まで読んでみてください!
2時間超えたら要注意!スマホと健康の危険ライン
中国・蘇州市の中高生5842人を対象にした調査で、
1日2時間を超えるネット・スマホ利用が、
- 肥満や高血圧、近視、虫歯などの体の不調
- うつやイライラ、やる気の低下など心の不調
この「心身ダブル不調」のリスクを45%も高めることがわかりました。
体験談・あるあるシーン
「夜中までスマホで動画を見て、朝は全然起きられない」
「ゲームに夢中でご飯も食べず、気づいたら目がショボショボ」
——こんな毎日が続くと、体調もメンタルもボロボロに…。
依存のサインはここに出る!
さらに、
- 「やめたいのにやめられない」
- 「スマホ以外の楽しみがなくなった」
などの“依存行動”があると、最大で5.8倍もリスクアップ。
スマホは“デジタルたばこ”と同じ。ルールなしの使いすぎは、思春期の心と体に大きな負担をかけます。
比較表(リスク上昇率):
使用時間/依存行動 | 心身ダブル不調リスク |
---|---|
1日2時間未満 | 基準値 |
1日2時間以上 | 45%増 |
依存行動1つ | 2.44倍 |
依存行動2つ以上 | 5.80倍 |
なぜそんなに体に悪いの?
- 睡眠不足:ブルーライトで寝つきが悪くなり、朝の集中力ダウン
- 栄養の偏り:スマホに夢中で食事を抜きがち、間食が増える
- ストレス増加:SNSのトラブルや誹謗中傷で気分が落ち込む
すぐできる!親子で始めるスマホ対策
✅ スマホ使用は1日2時間以内に制限(タイマーアプリ活用)
✅ 21時以降は充電BOXでロック(家族全員で実施)
✅ 週3回は家族で外食禁止デー(一緒に料理して会話を増やす)
NGな行動:
❌ スマホをながら食いの道具にさせる
❌ 「勉強のため」と夜間の使用を許す
スマホと“ちょうどいい距離”を見つけよう!
スマホの使いすぎは、子どもの心と体のダブルパンチ!
- 1日2時間超で不調リスク45%増
- 依存サインがあれば最大5.8倍も危険
- 家族でルールを決めて、健康的な習慣を始めよう
まずは今日、家族で“スマホルール”を話し合ってみてください!
参考文献
- 論文タイトル:Excessive Internet Use and Physical-Mental Multimorbidity Among Adolescents
- 論文リンク:https://www.jmir.org/2025/1/e69210
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません