SNSで“欲しくなる理由”とは?FOMOとインフルエンサー心理をやさしく解説

目次
つい買いたくなる…SNSでの“あるある”行動
「なんでこれ欲しくなっちゃったんだろう?」
SNSを見ていて、ふと気づくとポチっと購入していた…。そんな経験、ありませんか?
私自身、夜勤明けの疲れた体でスマホを見ながら「このスキンケア、良さそう…」と買ったことが何度もあります。
特に信頼しているインフルエンサーが紹介していたりすると、「自分も試してみたい!」という気持ちが湧いてくるんですよね。
この記事でわかること
SNSで商品を買いたくなる心理には、信頼・共感・FOMO(取り残される不安)・セレンディピティ(偶然の発見)が深く関わっています。
この記事では、看護師であり心理学を学んできた筆者の視点から、日常生活と心の動きをやさしく紐解いていきます。
「信頼できる人が言ってるから」それが心を動かす
SNSのインフルエンサーが紹介する商品って、なんだか安心感がありますよね。
これは「ソースの信頼性」と呼ばれ、専門性・誠実さ・共通点(共感)などによって築かれます。
たとえば、看護師のインフルエンサーが紹介するグッズには、「わかる、これ困るよね!」と共感しやすく、買いたくなる気持ちが強くなるんです。
- 同じ仕事や悩みを持っている
- ちゃんと試してる様子が伝わる
- 誠実でウソっぽくない語り口
これらが揃うと、「この人が勧めてるなら間違いなさそう」という安心感が、購買意欲を後押しします。
まるで友だちみたい?一方通行の“心のつながり”
「この人のこと、昔から知ってる気がする」
そんな気持ちになるのは、パラソーシャル関係と呼ばれる現象。
実際には一度も会ったことがなくても、何度も動画や投稿を見ているうちに、心理的には“友だち”や“信頼できる人”のように感じてしまいます。
私も、長くフォローしているライフスタイル系のインフルエンサーさんを見るたびに、「今日は何を使ってるんだろう?」とワクワクしています。
「買わなきゃ損するかも…」FOMOが背中を押す
FOMO(フォーモー)=Fear of Missing Out。
直訳すると「取り残されることへの不安」です。
周囲が持っているものを自分だけ持っていないと、「損してるかも」「遅れてるかも」と感じて焦ってしまう。
とくにSNSでは、インフルエンサーが笑顔で商品を使っているのを見ると、「自分もその体験をしたい!」と強く思いやすくなります。
📌 看護師あるある
ナースステーションでも、流行のアイテムやスイーツ情報はすぐに広まりますよね。
「もう買った?」「え、まだ!?」のやりとりが、まさにFOMOそのもの。
偶然の発見がときめきを生む:セレンディピティ
SNSをぼーっと見ているとき、「えっ、これ探してたやつだ!」という瞬間、ありませんか?
それがセレンディピティ(偶然の発見)です。
偶然見つけたのに、自分にぴったりハマると「これは運命だ」と感じて、購買意欲がグンと高まります。
- 🎁 偶然の出会い+信頼できる紹介 → 心が動く!
今日からできる「買い物の見つめ方」
買い物って、感情の動きとすごく関係しています。
私も、「なんか今の気分で買っちゃったな…」という反省、たくさんあります。
そんなときは、「なんで欲しくなったんだろう?」を一度書き出してみてください。
- 誰が紹介していた?
- どんな気持ちが動いた?
- いま自分が疲れていない?
「必要だから」じゃなく、「心が寂しかったから」買っていたことも多いんです。
気づくだけでも、心がちょっと軽くなりますよ。
買いたくなる気持ちも、あなたの大事な感情
- SNSでは「信頼・共感」が購買意欲を高める
- パラソーシャル関係が「親しみ」や「憧れ」を生む
- FOMOは「取り残されそう」という不安からくる
- セレンディピティは「運命の出会い」の感覚をくれる
💬 あなたの「欲しい」は、心からのサイン。否定しなくて大丈夫。
その気持ちをやさしく見つめることから、あなたらしい選択が始まります🌱
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