教員採用試験に合格したいなら資格勉強が最強の勉強法!?おすすめは保育士と伝え方検定!
最初に結論から言うと、教員採用試験対策には保育士試験の受験がおすすめです。
運ももちろんありますが、私は保育士試験を受験していたこともあり、教採の勉強を初めて数ヶ月でとある自治体の約10倍の教採を合格することができました。
目次
現役生の合格率>>>>既卒生の合格率
最も遅い自治体でも9月で教員採用試験の2次試験は終了して、今年度の試験は幕を閉じます。
毎年受かる人もいれば当然落ちる人もいるのが教員採用試験。
教員を志望する人が減り倍率が下がったとはいえ、教採に落ち続けて数年間、多い方だと10年近く受験し続ける方も珍しくはないです。
この長年不合格という負の連鎖、悪循環に怯える人は少なくないでしょう。
実際私も教育大生時代に、「現役生の合格率より既卒生の合格率の方が遥かに低い」と言われて怯えていました。
教採対策はいつから?
大学3年生や今年度不合格だった方など、次回の教採を受験予定の方は、すでに勉強を開始している方も多いのではないでしょうか。
”まだ大丈夫”という方も、実際には不合格への恐怖は少なからずあります。
恐怖や不安を感じながらも何もせずに日々を過ごしていると、あっという間に試験前になり
「時間が足りない・・・」ということにもなりかねません。
早すぎるということはありません。不安なら尚更すぐに始めましょう。
そんな不安を乗り越えて合格を手繰り寄せるためには、正しい準備・勉強をすることです。
言われなくても知っていますという声が聞こえてきそうです。
そして継続が大の苦手な私は続けることの難しさは嫌と言うほどわかります。人生最大の敵!
それでも教採は競争であり、その年の受験者の中で採用(名簿搭載)予定人数の中にいた人が合格者です。
正しく先手を打った人が有利なのは明白ですね。
正しい準備・正しい勉強
恐らく勉強においてどんな分野でも最強なのは良質な個別指導を受けることだと私は考えています。
自分のレベルや合格までに必要な知識・技術・情報を適切に受け取ることができるからです。
難点は必ずしも良い先生ばかりではないこと、個別だとお金がかかること、受け身になりやすいことなどでしょう。
良き師がいて、勉強をみてもらえる環境があるならぜひ利用しましょう。
各自治体や全国の過去問を解くことも大事でしょう。
別の記事でも書いていますが、勉強において過去問は最良の問題集です。いつかは必ず使うので、教採の終了した秋の時期に中古のものを購入しておいて損はありません。(※中古の過去問を使用する際は、改正された法律などにはご注意ください)
そして私が最もおすすめするのが、保育士試験を受けることです。
私も受験するまで知らなかったのですが、保育士は保育系の大学を卒業しなくても試験に合格すれば資格が取得できます。
受験資格は色々ありますが、大学生なら大体受験資格があります。
詳しくは「保育士養成協議会」のページをご確認ください。
おすすめする理由としては、
- 教採に共通する内容がある(敎育史や教育原理、人物など)
- 国家資格が取得できる(履歴書に書ける)
- 明確な目標(資格取得)があるため継続しやすい
- 2次試験でも他者との差別化ができる、強みになる
- 試験慣れできる
などの理由があります。
ただ勉強するだけでは続かないのは私もよく知っています。
ちなみに保育士試験は1次試験(筆記)と2次試験(実技)の2部構成になっており、筆記試験は9科目に別れていて、科目の一部合格という制度があります。これにより、3年間は一度合格した科目を引き継いで(次回免除して)の受験が可能です。
もともと一発での合格率は低く、ゆるく取得するのが主流です。かく言う私も3年かけて取得しました…。
2次試験の実技は音楽・造形(絵)・言語(絵本の素話)の3つの中から2つを選択して受験します。
実際に保育士試験を受験した効果
絵の才能が壊滅的な私は必然的に音楽と言語で受験しました。今思うと、教採の面接や模擬授業対策にもなっていそうです。
なにより、敎育史や教育心理学などで学んでいた用語や人物が教採対策で出てきたときに、「あ、この人〇〇で見たことあるやつだ」と某通信教育教材の広告のような状態になりました。そのおかげかすんなりと教採の学習を進めることができました。
ちなみに私が利用した教材はこちら↓。資格といえばユーキャン!一問一答のものが学習効率が良いです。
これ以外は特に必要ありませんでした。(3回くらい落ちているので他のものも必要あったのかもしれませんが…)
実技試験はYoutubeの読み聞かせ動画とピアノ講座の動画を参考に練習しました。
そして、資格試験・教採ともにお薦めしたのがiPadを使用した勉強法です。
こちらの記事で詳しく解説しているのでぜひ目を通してください。
上で紹介した教採の本は手を加えた方が断然良いです!
元が悪いとは言ってません!断じて!
2次試験対策:伝え方・コミュニケーション検定
2次試験対策も資格取得を通して行うなら、こちらがお薦めです。教育機関での実績もあります。
教採の勉強をしていると、「自己肯定感」が至る所で出てくることでしょう。
”人物重視”の選考である、と文部科学省が謳うくらいですから、この資格も相当な武器になります。
さいごに
教採へ挑むことは大変な労力が必要です。
それにもかかわらず、不運な結果に終わることもあります。
それに比べ、合格点以上を取る・講座を受講することで相対的ではなく絶対的に取れる資格は絶大な安定感があります。
「努力は裏切らない」となんて根性論を言われるより「最低でも資格は取れる」と根拠がある方が安心感も得られます。
ぜひ絶対に合格したいと言う強い思いのあるあなたが合格までたどり着きますように。
少しでもお役に立てたら幸いです。応援しております!
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