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一夜漬けは効率を考えると最悪!?勉強しているのに成績がよくならない人はこの4点を見直して!

インプットよりアウトプット重視で勉強する

勉強している理由は人それぞれで、なんのために勉強しているかと聞かれれば、学生ならば定期テストや入学試験、社会人であれば資格勉強などでしょう。

テストや入試、資格試験はどれも合格点以上を試験で取る必要がありますね。最終的には何も見ずに問題を解けなければ得点には繋がりません。

最初から本番を意識する必要はないですが、勉強の効率を考えると、インプットよりもアウトプットが重要なのです。

まずインプットとアウトプットには以下のようなものがあります。

インプット

  • 授業を受ける
  • 動画を見る
  • 教科書・参考書を読む

アウトプット

  • テストを受ける
  • 問題を解く
  • 人に教える
  • 発表・プレゼンテーション
スタディサプリ高校・大学受験講座

英単語超を見るだけ、資格の参考書を眺めるだけでは試験で問題を解けるようにはなりにくいでしょう。

とある大学の研究では黄金比率はイン:アウト=3:7という結果が出ています。もちろん個人差はありますが、アウトプットを重視することは非常に有意義であるといえます。そして、本当の理想は、「アウトプットすることを考えながらインプットする」ことです。数学の公式を覚えようとしたときに「その公式を使ってどのように問題を解くのか」を意識することで、記憶にも残りやすくなります。

実際に私も、闇雲に公式を暗記しようとしていた数学の成績は伸びにくく、看護師国家試験は過去問演習を繰り返していたおかげか記憶定着がスムーズでした。(興味関心の差もあるとは思いますが・・・)

とにかく、一度自分の勉強を見返してみて、インプットに偏っていないかを確認してみると良いでしょう。

暗記するなら回転率を上げて反復学習!

人間の脳は繰り返し与えられる情報を重要だと認識して記憶する性質があります。

そのため、じっくり1回、目を通すよりもさらっと数回目を通す方が記憶に残りやすいのです。なので暗記をする場合は同じ時間勉強する場合にたくさん反復できるようにする必要があります。

例えば英単語の意味を暗記しようとするときに、英単語と日本語を全て書くのは効率が悪いです。すでに知っている日本語をわざわざ英単語の勉強で書く必要はありません。英単語のスペル練習であれば書くことは必要になるかもしれませんが、意味の暗記であれば書くという行為は時間の無駄です。

同様に、まとめノートを作るという行為も効率が悪いです。何もやらないよりは当然いいですし、作り上げた達成感もあります。そして見栄えもいいかもしれません。しかしそれとテストで点が取れるかは話が別。

見た目の良いノートは見栄えが良く、モチベーションの上昇には効果的でしょう。しかし、成績を上げて目的を達成したいのならやめるべきです。すでに良い本があるのですから。

参考書や教科書はその道の専門家が議論を重ねて作成しており、何年もかけて進化しています。それに勝るものは作れないでしょう。それでも、教科書や参考書も完璧ではないので、そこにメモを書き加えることは有効に感じます。

または一部を抜粋して苦手分野を復習しやすくするのは効果的かもしれません。抜粋したり加筆したりする場合はタブレットを使用するとより便利です。

こちらの記事で詳しく解説しているのでぜひ目を通してください。

1つの問題集だけを完璧にする。浮気しないで。

何か勉強を始めるとき、どの参考書や問題集が良いか悩みますよね。

本屋に行けばたくさんの問題集が並び、特にその分野を勉強し始めようとする人にとってはどれが良いかどころか、違いもよくわかりませんよね。

問題集は、8割程度解けるもので解説が充実しているものが良いとされています。簡単すぎると意味がなく、難しすぎても効果が薄く苦痛です。

どんな本を選ぶかは置いておいて、選んだ本を完璧にするようにしましょう。

本の使い初めで別の本に変更するのは問題ありませんが、中途半端に進めた状態で「やっぱり不安だから」と別の本と同時並行で進めるのは効率が良くないです。

そもそも問題集は記憶定着よりもレベルの確認や導入に近い意味合いを持ちます。

どんな問題ができてどんな問題ができないかの仕分けに使うとより効果的に活用できます。さらっと1周目を解いたら、2周目は間違えた問題だけを解き、さらに3周目は2周目に間違えたものだけを解くようにしてその一冊を完璧に仕上げます。

そうすることで、おおよそどの問題集を活用しても、その分野はある程度習得することが可能です。一冊を完璧にしたら、その後場合に応じて次に進みましょう。

誰かに教えるつもりで勉強

これまでの内容より高度な内容ではありますが、これを意識することで記憶への定着率を高めることができます。

特に誰かに教える予定はなくても、誰かに教えることを想定して学習を進めるのです。

人に聞かれたとき、自分の中では理解していたつもりでも、うまく説明ができなかった経験があるのではないでしょうか。

他者に教えることで、初めて自分の中の曖昧な部分を確認することができるのです。そして悔しい思いか親切心からか、「次に聞かれたら完璧に答えられるようにしよう」と思うことも多いです。

これもアウトプットになりますが、このように自分の中の知識を使用して再確認することで知識の欠落を埋め合わせられるようになるのです。

また、”ラーニングピラミッド”というものを聞いたことがある人も多いかと思いますが、学習の定着率は「人に教えること」が最も記憶に残るのです。

ラーニングピラミッド

ぜひこの教えるつもり思考を取り入れて、効率的に学習してみてください。

勉強

Posted by tobi