【自己採点94点】登録販売者試験に一度落ちた私が、翌年ここまで伸ばした勉強法

登録販売者試験を受験しました。
試験後に自己採点をしたところ、120点満点中94点(得点率約78%)でした。
ただし、この記事を書いている時点ではまだ正式な合格発表前のため、「合格しました」とは書けません。
この記事では、あくまで自己採点の数字として、今回の勉強法を振り返っておこうと思います。
というのも、実は私は前年の登録販売者試験に一度落ちています。
今回は、そんな私が1年間でどのように勉強を変え、ここまで伸ばすことができたのかを記録しておきます。
目次
去年、登録販売者試験に落ちました
医療・看護の仕事をしていることもあり、薬や人体について学ぶこと自体にはもともと興味がありました。
そこで勉強を始めたのですが、前年の試験では不合格。
もちろん、試験前にも参考書を読んだり、問題を解いたりはしていました。
それでも、実際に試験問題を解いてみると、
「これ、見たことはあるんだけど……」
という知識がかなりありました。
勉強した。参考書も読んだ。問題も解いた。それなのに、問題を目の前にすると答えられない。
前年の不合格を経験して、自分の中ではここが大きな課題として残りました。
「勉強した量」だけでは、点数にはつながらない。
少なくとも、自分の場合はそうでした。
今年は、勉強時間を増やすより「勉強の回し方」を変えました
前年の経験を踏まえて、今年は少し考え方を変えました。
今年の目標は、
一度で完璧に覚えることではなく、何度も問題に触れて、知識を思い出せる状態にすること。
そのために中心にしたのが、一問一答形式の問題演習でした。
問題を解く → 間違える → 答えと解説を確認する → もう一度解く → 忘れていたら、また解く。
この繰り返しです。
一問一答そのものは珍しい勉強法ではありません。ただ、私の場合は「一問一答を勉強する」のではなく、一問一答を何度も周回するための仕組みを作ることを意識しました。
「一回で覚えられなかったからダメ」ではなく、「忘れていたから、もう一度やる」くらいの感覚です。
実はこれ、心理学でいう「検索練習(テスト効果)」に近い考え方です。読んで理解するより、思い出そうとする行為そのものが記憶の定着を強めることが、心理学の研究でも繰り返し示されています。看護の勉強でも、教科書を読み返すより過去問を解く方が身についた実感があり、今回はそれを意識的に登録販売者試験の勉強に持ち込んだ形になります。
「理解してから次へ進む」を少しやめました
勉強をしていると、どうしても、
「これはどういう意味なんだろう?」「なぜこうなるんだろう?」
と気になってしまいます。もちろん、理解することは大切です。
ただ、試験勉強では一つの疑問に時間をかけすぎると、なかなか先に進めません。
そこで今年は、
一問解く → 分からないところを確認する → 次へ進む
というサイクルを意識しました。すべてをその場で完璧に理解するのではなく、何周もする中で理解を深めていく。このやり方のほうが、自分には合っていました。
下記は勉強ノートです。
非麻薬性鎮咳剤の一ページ。調べていると、抗がん作用がある研究などもあり、知識としてはあってもよいものですが、作用機序のどの受容体に結合するかを含めて、テストの点数にはなりません。

特に苦戦したのが「漢方・生薬」でした
個人的に苦戦した分野の一つが漢方・生薬です。似たような名前が出てきたり、効能や基原などを覚える必要があったりして、最初はなかなか知識が定着しませんでした。
そこで漢方・生薬についても、単純に参考書を読み続けるのではなく、
問題にする → 間違える → 覚え直す → また問題を解く
という形にしました。
さらに、どうしても覚えにくいものについては、語呂合わせも使いました。
例えば「ピレンゼピン」という成分は制酸作用があるのですが、これがなかなか覚えられませんでした。そこで、
「PayPayで精算、ピンピンで制酸」
という語呂合わせを作りました。「ピレンゼピン」と「精算」の音を重ねて、「制酸」に結びつけています。
こうした「自分が覚えられればいい」語呂合わせを作っていくと、勉強そのものが少しゲームのようになってきました。このあたりの覚え方については、今後もう少し詳しくまとめる予定です。
ちなみに今回、独学で使用したのは市販のテキスト2冊です。
【使用したテキスト】
去年、初めての受験時に使用。
書店で吟味して購入。
絵がカラーで分かりやすいのと、試験全体への理解が深まる一冊。
「この一冊で合格」とありますが、正直これだけでは難しいと感じています。
導入、最初の一冊としてはお勧めです。
これとネットで公開されている過去問を組み合わせれば合格も可能かと思います。
今年、合格した年に購入。
理解を深めて、深い知識を得るのではなく、問題を回すことで得点を挙げようと思い、問題と解説を見てこちらにしました。
同出版の解説本があるので、併せて使うとよさそうでしたが、教科書的な一冊は上のテキストを使用していたので問題のみ購入しました。
一部問題をiPadに入れて、メモを書いて使用していました。直接書き込むのは抵抗があったのと、外に本を持ち歩きたくなかったのが理由です。付箋などで直接書き込むスタイルでもよいと思います。

そして、勉強用の一問一答アプリまで作りました
今年の勉強で大きかったのが、自分用の一問一答アプリを作ったことです。
最初から「アプリを作ろう」と思っていたわけではありません。勉強しているうちに、
「こういう問題をスマホですぐ解けたらいいのに」
「この分野だけ集中的に出題したい」
「間違えたところを何度もやりたい」
と思うようになり、勉強方法そのものに合わせて自分用の問題演習環境を作っていきました。
特に漢方・生薬などは、自分が間違えたところや覚えにくいところを中心に問題化し、結果的にはかなりの数の問題を作ることになりました。
アプリを作ったこと自体が94点の原因だった、とまでは言えません。ただ、間違いなく言えるのは、「自分が覚えられていないものを、自分のための問題に変える」という方法が、今回の勉強ではかなり役立ったということです。
また、アプリを作ると聞くとなんかすごそうに聞こえますが、やっていることは単語カードを作るのと同じようなものです。
テストでは主に4択問題が出題されるので問題も4択問題で作りましたが、登録販売者試験は〇×問題だと私は考えています。
それぞれの選択肢について〇か×かを判断して、最終的に適する選択肢を選ぶ試験です。

試験本番で感じた「去年との違い」
試験を終えて、去年との違いを一番感じたのが、問題を見たときの反応でした。
去年は、「この言葉、見たことがある」という状態が多かった。
今年は、「これはあの知識だ」と、問題を見た瞬間に思い出せるものが増えていました。
もちろん今年も、「あれ、どっちだったっけ?」と迷う問題はありました。それでも、前年とは明らかに違う感覚がありました。
勉強の目的が、「知識を増やす」から「問題を見たときに知識を取り出せるようにする」へ変わったことが大きかったのだと思います。
1年前の自分に教えるなら
今回の勉強を振り返って、一番伝えたいのは、「机に向かう時間を増やすより、思い出す回数を増やす」という考え方の転換です。
正直なところ、勉強時間の絶対量は前年とそこまで変わっていません。変わったのは、その時間の中身です。前年は「読む・書く」に時間を使い、今年は「解く・間違える・もう一度解く」に時間を使いました。
「覚えられない」「また間違えた」というのは、記憶力の問題ではなく、思い出す練習の回数が足りていないだけかもしれません。私自身、そう捉え方を変えたことで、勉強への向き合い方が変わりました。
今回の結果と、これから
登録販売者試験:自己採点94/120点(正式な結果は合格発表待ち。昨年は不合格)
正式な合格発表があったら、この記事にも追記します。
次回は、今回さらっと触れた「漢方・生薬をどうやって覚えたのか」を、実際に作った語呂合わせと一緒にもう少し具体的にまとめる予定です。ほかにも、一問一答をどう周回したか、勉強用アプリをどう作ったかなど、今回の勉強法を少しずつ分解して記事にしていこうと思います。











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