循環器疾患の看護関連図・看護過程フロー1【狭心症・心筋梗塞・心不全・不整脈・大動脈弁狭窄症・僧帽弁狭窄症】
目次
狭心症
看護問題の指針
- 症状による苦痛が非常に強い。症状には精神的ストレスも大きく関与している
- 安静や薬物療法への二次的な問題への配慮も必要
- 再発を起こさない生活習慣の獲得と再発作時の対応方法の習得が必要
看護過程フローチャート
心筋梗塞
看護問題の指針
- 重症不整脈や心肺停止など生命の危機に陥るリスクが高いため、以上の早期発見と適切な治療が必要となる
- 激しい症状や環境の変化から精神的に不安定になりやすい
- 検査や処置の介助とともに、患者が安心でき治療への意欲を高めることも重要
看護過程フローチャート
リンク
▲こちらの本は実習に便利なのでおすすめです!
心不全
看護問題の指針
- 慢性心不全は背景となる基礎疾患や重症度によって症状が異なる。生活への影響を総合的にアセスメントすることが必要
- 二次的合併症の予防、活動耐性を維持向上させる心臓リハビリテーション(症状の出現が動作時のみの軽度の場合)の視点も重要
- 心不全は一生涯にわたっての管理が必要となるため、急性増悪の予防やライフスタイルとの統合が必要になる
看護過程フローチャート
不整脈
看護問題の指針
- 不整脈は種類や重症度によって対応や緊急性が異なる。不整脈が与える影響を考え、致死性の不整脈への予防・早期発見・適切な対応が求められる
- 不整脈による合併症を予防し、運動耐容能低下を最小限に抑えることが必要
- 日常生活を考えた保健行動の獲得も必要
看護過程フローチャート
▼より詳しい解説はこちらの本をご参照ください
リンク
大動脈弁狭窄症・僧帽弁狭窄症
看護問題の指針
- 疾患の病態、出現している症状が患者の生活にどのような影響を与えているのかをアセスメントすることが重要
- 症状悪化・不整脈・血栓塞栓症・狭心痛・失神発作などの合併症のモニタリングと日常生活への援助が必要
- 確実な内服や食事管理など本人が病状を管理する必要があるため、コンプライアンスを高めていくことが必要
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません