【感情日記の書き方と効果】ストレスに強くなる“気持ちの整え方”とは?

「なんか今日モヤモヤする…」「イライラして自己嫌悪…」
そんな日、ありませんか?
がんばっているのにうまくいかないとき、心の中がぐちゃぐちゃになってしまうことってありますよね。
とくにHSP気質の方や、看護・教育・福祉など“人と関わる仕事”をしていると、気持ちが乱れやすく、疲れやすいもの。
そんなときにおすすめしたいのが、簡単に始められる「感情日記」です。
目次
感情日記ってなに?
感情日記とは、その日の出来事と一緒に「自分の気持ち」を書き出す日記のこと。
うれしかったこと、イラッとしたこと、悲しかったこと…なんでもOKです。
たとえばこんなふうに書きます:
- 今日、上司に注意されて落ち込んだ
- 後輩に助けてもらって嬉しかった
- やることが多すぎてイライラした
たったこれだけでも、心のモヤモヤがすーっと落ち着いていくのを感じられるはずです。
感情日記が心と脳に効く理由
私たちの脳は、感情が高ぶると「扁桃体(へんとうたい)」という場所が反応し、体がストレス状態に入ります。
でも、感情を言葉にして書き出すと、脳の“前頭前野”という「冷静な判断」をする部分が働き始めます。
この働きをラベリング効果といって、心理学でもストレス緩和に役立つとされています。
現場で働いていたとき、私も「記録を書く」ことで気持ちの整理ができた経験があります。
忙しい中で感情にふたをすると、あとで爆発しやすい。でも書くことで、自分を客観視できるようになるんです。
3ステップで簡単に始められる感情日記
「文章が苦手…」という方も安心してください。感情日記は、1日3行でも十分です。
① 今日あったことを書く
例:「後輩とランチした」「資料作りで残業した」など
② そのときの感情を書く
例:「嬉しかった」「イライラした」「落ち着いた」など
③ 今の気分をひとことで
例:「少しスッキリ」「まだモヤモヤする」
書くタイミングは、夜寝る前がおすすめ。
私自身も寝る前の3分日記で、ぐっすり眠れる日が増えました。
看護師・心理学の視点から見た効果
心理学では、感情を“言葉にする”ことが、自己理解やストレス軽減につながるといわれています。
また、記録のように残すことで、自分の思考パターンに気づきやすくなります。
実際に、感情日記を続けることでこんな変化が起きます:
✔︎ イライラの原因が見えてくる
✔︎ 気持ちに波がある日でも安心できる
✔︎ 「無意識の我慢」が減ってラクになる
おすすめのアイテム&テンプレート
書くのが苦手な方には、ガイドつきのノートやテンプレートもおすすめ。
▼ Amazonで買えるおすすめ日記帳
まとめ:感情日記は脳と心のリセットボタン
✔︎ 感情を「書く」だけで、脳が落ち着く
✔︎ ストレスやモヤモヤを整理しやすくなる
✔︎ 自分の思考パターンにも気づける
✔︎ 毎日3分から気軽に続けられる
書くことは、心のなかの“ぐるぐる”を外に出して、整える行為。
感情とやさしく付き合う第一歩として、今日から感情日記を始めてみませんか?
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