言葉にできない心のモヤモヤに。アートセラピーで“やさしく整える”自分時間

目次
🖼️ 言葉にできない気持ち、ありませんか?
「なんだか涙が出る」「理由はないけどイライラする」「つかれてるのに休めない」――。
そんな風に感じたこと、ありませんか?
看護師として働いていたときの私は、毎日がんばっていたけれど、ふとした瞬間に涙が出てしまうことがありました。人のケアはできても、自分の気持ちは後まわしになっていたんですね。
そんなとき、ふと手に取った色鉛筆とスケッチブック。ぐるぐると丸を描くだけで、気持ちが少しだけ軽くなったんです。これが、アートセラピーとの出会いでした。
🎨 アートセラピーってなに?
アートセラピーとは、絵や色、形を使って気持ちを表現することで、心を整える心理療法のひとつです。 「上手に描く」ことが目的ではなく、思っていることを“言葉ではなく”描くことで、自分の本当の気持ちに気づいていくのです。 💡こんな方におすすめです:
- 感情を言葉にするのが苦手
- 毎日忙しくて心が追いつかない
- 誰にも言えないモヤモヤを抱えている
🧠 脳と心のしくみから見る、アートセラピーのやさしい効果
わたしたちの脳には「左脳」と「右脳」があります。
- 左脳:言葉・論理・分析をつかさどる
- 右脳:感情・直感・イメージをつかさどる
忙しい毎日では、つい左脳ばかり使いがち。「こうしなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」と、考えることでいっぱいになります。 でも、絵を描いたり、色を塗ったりする時間は右脳が活性化。理屈ではない“感じる”力が戻ってきます。
🖍たとえば…私は日曜日の夜、次週への不安でそわそわして眠れないことがありました。 そんなとき、青色のクレヨンで大きな円を描いていたら、自然と呼吸が落ち着いて、気持ちがスーッと和らいでいったんです。 これは、「今ここ」に意識を向けるマインドフルネス効果もあると心理学的にもいわれています。
🌈 今日からできる!やさしいアートセラピーの取り入れ方
難しいことは必要なし。まずはこんな風に始めてみてください。
- ✅ 白い紙とペンを用意して、気の向くままに描いてみる
- ✅ 「今日の気分の色」で塗りつぶしてみる
- ✅ 描いた後にひとこと、感じたことを書く(言葉が出てこなくてもOK)
私自身は、夜に小さなノートを出して、「今日の気持ちの色」で1ページだけ塗るという習慣を続けています。 日によって赤だったり、灰色だったり。それだけで、感情を手放せたようなスッキリ感があるんです。
🎓 心が整うだけじゃない。アートセラピー資格の魅力
アートセラピーはセルフケアとしても有効ですが、資格をとって仕事に活かすこともできます。 看護師や教育職、福祉職の方にとっては、ケアの引き出しがぐっと広がりますし、 心理学や保育の現場でも実際に取り入れられています。 🌟 資格講座ではこんなことが学べます:
- 色彩心理や心のメカニズム
- 実践的なアートセッションの方法
- 自己理解や他者支援のコツ
「資格をとって仕事に活かしたい」「まずは体験してみたい」という方は、 無料体験セミナーやオンライン講座から始めるのもおすすめです。

📌 まとめ:アートセラピーで心に“やさしい居場所”を
- アートセラピーは言葉にできない感情を整える方法
- 右脳を刺激することで、脳のリラックス効果も◎
- 白紙とペンから始められる、やさしいセルフケア
- 看護・教育・福祉の現場にも活かせる資格として注目
「描くこと」は、自分にやさしくなる第一歩。
もし少しでも心が疲れていたら、まずは一筆、手を動かしてみてはいかがでしょうか。
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