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【推し活がしんどい理由】「心理的所有感」が関係している?心がラクになるヒント

2025年8月4日

推し活する女性

🌼 推し活、楽しいはずなのにちょっと疲れていませんか?

「推し活が好き。でも最近ちょっと疲れてきたかも…」
そんな風に感じたことはありませんか?

・SNSで同担を見て、なぜかイライラしてしまう
・推しを追いかけ続けるのがプレッシャーになる
・応援してるはずなのに、楽しめていない自分がいる

実はこの“推し活疲れ”、心理学の世界では「心理的所有感」という心の働きと深く関係しています。
看護師として多くの相談を受ける中で、「推し活がストレスになるなんて…」と自分を責める方も少なくありません。

💡 推しとの「心理的な距離感」が、幸福感や継続意欲を左右する

最新の研究によると、「推し活に対する心理的所有感」が高くなると、自分と推しのつながりが強く感じられる反面、同じ推しを応援する他のファンとの関係が複雑になることがわかってきました。

・推しと一体感を感じる人 → 仲間との絆が生まれやすい(推し活が楽しい)
・推しに責任感を感じる人 → 他人と比べて疲れやすい(推し活がしんどい)

つまり、「どういう気持ちで推しているか」が、心の健康にも大きく影響しているんです。

🧠 心理的所有感って?

心理的所有感とは、「これは自分のもの」と感じる心の状態。
たとえば、長年使ったマグカップやお気に入りの文房具を「自分の一部」と感じるような感覚です。

推し活の場合は、「この子は私の推し」「ずっと見守ってきたから」という気持ちが、それにあたります。

👥 同担にモヤッとするのはなぜ?

同じ推しを応援する“同担”との関係で、よくあるのがこの2つの感情。

  • 🔷 仲間意識:「同じ想いの同志がいてうれしい」
  • 🔶 競争意識:「あの人の方が詳しい…悔しい」

私自身、イベントで「○○くんの初期衣装の再現コーデで来ました!」という同担を見たとき、すごいと思うと同時に、なぜか焦ってしまった経験があります。

このような感情の揺れは自然なもの。研究でも「心理的所有感が強いほど、仲間意識も競争意識も生まれやすい」ことが示されています。

😊 推し活を楽しみ続けるコツ

無理なく続けるために、大切なのは“自分の推し方”を見つけることです。

✅ 推しを好きな気持ちは、人と比べなくてOK
✅ 義務感じゃなく、楽しさを優先する
✅ 誰かと比べて疲れたら、いったん距離をとってみる

私は最近、「あえて情報を追わない日」をつくっています。
その方が心が軽くなるし、ふとしたときに推しの歌が心に響いたりして、原点を思い出せるんです。

📝 まとめ:推し活は「心の居場所」

  • 推し活に疲れを感じたら、それは自然な心のサイン
  • 「心理的所有感」が強いと、仲間意識や競争心が生まれやすい
  • 自分に合った“推しとの距離感”を見つけることが大切

誰かを応援するって、本当にすごいこと。
自分の心を大切にしながら、推し活を楽しんでいきましょう🍀

📚参考文献:
井上 淳子・上田 泰(2023)「アイドルに対する心理的所有感とウェルビーイング」マーケティングジャーナル Vol.43